みなさま、こんにちは。
今日は勝手に動く、我が家の電動ミシンのお話をします。
勝手に動くといっても、故障や誤作動で動くわけではありません。
そう、まるで魂が宿っているかのように動くときがあるのです。
普段、何も無い時は普通の電動ミシンとして活躍してくれますよ。
この電動ミシンは30年位前に母が奮発して購入してくれた30万円程の電動ミシンです。
この電動ミシンが初めて勝手に動いたのは
息子が幼稚園で使う手提げバッグを作っているときでした。
ミシンの横で仮縫いをしていたら、突然ミシン針が上下にコトコト…動き出しました。
これが深夜なら、ゾッとするほど怖いのですが昼間の出来事だったので
「あっミシンが、動いてる」
程度で、まったく怖くはありませんでした。
仮縫いが終わったので、電動ミシンをかけようとしたら
さっき勝手に針が動いたので糸が絡まっていました。
その絡まった糸を取ろうと指を入れたその瞬間
針が下りて人差し指の腹に思いっきり刺さりました。
普通なら泣き叫ぶほどの痛みだと思うのですが、まったく痛くないのです。
病院に行っても、針を抜いてちょんちょんと消毒して終了。
電動ミシンが勝手に動く、ミシンの針が指に刺さっても痛くない。
こんな不思議なことがあると実家の母に電話して
「いたこさん」に『どうしてこんなことが起こるのか?』
聞きに行ってもらいます。
なにか「お知らせ」があるときは必ずと言っていいほど
不思議なことがおこるのです。
いたこさんに視てもらったら
『子ども達が車の後ろで遊んでいて、危ない目に合うから注意して』
ということでした。
当時はRV車に乗っていたので、車の後ろの方が死角になっている!
本当に危ないところでした。
『子ども達を救ってくれてありがとう』
それから、電動ミシンがまた勝手に動いたのは
娘の体育祭の衣装をふたりで作っているときのことでした。
面倒くさいから作りたくない私と
親だから作れよ!という娘と私の派手な言い争いが始まったとき
また電動ミシンが勝手にコトコト…動き出したのです。
派手に言い争っていた私たちですが
電動ミシンが動き出した途端に、顔を見合わせ
ケンカをやめて、協力して衣装を作りました。
今でも、たまに電動ミシンを使う機会がありますが
もう勝手に電動ミシンが動くことはありません。
信じられないかもしれませんが、実際にあったお話です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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